- WORKSHOP
小屋の板葺き屋根&ウッドチップワークショップを開催しました
2023年6月10日(土)に「みんなの工場」オープン後、初のワークショップを開催しました。
小屋づくりと道づくりのふたつのチームに分かれて、「みんなの工場」の一部を新たにつくりあげていきました。
小屋の板葺き屋根
みんなの工場の外壁用に準備して余ってしまった北海道北竜町の間伐材を使用し、農具を入れる小屋に板葺き屋根を貼り付けていくワークショップ。
余ってしまった木材をただ薪にしてしまうのではなく、どう使うかを木こりの陣内さんと考え、大工さんと共につくりあげました。
子どもも大人も初めて使う大工道具と、普段なかなかできない体験に、夢中になって取り組む姿が印象的でした。
まず木材を適正なサイズに計ってのこぎりでカットし、板の厚みや小屋の形状を確認しながら、うろこ状になるよう1枚ずつ丁寧に協力して貼り付けていきました。
こうして、どのようにして森を循環させていくかを考え続けている木こりと「みんなの工場」の想いが込められた小屋が完成しました。
木こりの陣内さん
北海道でいい木を育てるためには、約300年かかると木こりはいいます。
今回のワークショップでは、森を大事にする木こりたちが間伐した木材を大切に使用させていただきました。
「みんなの工場」にお越しの際は、完成した小屋にも注目してみてください。
ウッドチップ
雑草が生えにくくなるように下地にダンボールをひき、その上から北海道産のヒバやクリのウッドチップを撒いて、駐車場からみんなの工場につながる道をつくりました。
ダンボールはSHIRO製品の製造過程で出た廃材を、ウッドチップは製材のときに出る副産物をそれぞれ使用しています。 強風でダンボールが飛んでしまわないよう、素早く水をまいて下地をつくり、ウッドチップを何度も何度も運んで撒いて、みんなで協力して新たな道が完成しました。
次回のワークショップは7月9日(日)にベンチ&コンポストワークショップを予定しております。 詳細はこちらをご覧ください。
今回のワークショップでは、子どもから大人まで30名ほど参加いただき、近隣の大学生の皆さんがボランティアでお手伝いに来てくれました。
ご協力いただいた皆さんのパートナーシップのおかげで、素敵なイベントになりました。
いつも、ありがとうございます。
*敬称略
[講師]陣内雄、溝口良太、高山泉
[ボランティアスタッフ]國學院の皆さん(舛井 雄一、紺野歩佳、高坂未来、飯田和日子、三上遼人、住吉美音、内山寧音、播磨谷圭太、前田海聖、千葉匠音、後藤和樹、原田圭、植松浩大、中村宙依、折戸裕次郎、加藤輝万、堅田悠斗)
[協力]野中瑠馬、株式会社 櫻井千田